2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

R.シュトラウス/ドン・ファン、ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら/マゼール-CLO/1979.5

クリーヴランド管とのR.シュトラウス。「英雄の生涯」とのカップリングで「ドン・ファン」「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」が収録されている。これまたおっそろしい切れ味。 CD BOX「LORIN MAAZEL GREAT RECORDINGS」にはなぜか収録されて…

R.シュトラウス/英雄の生涯/マゼール-CLO/1977.1

CDボックス「LORIN MAAZEL GREAT RECORDINGS」Disk19。 日本の評論家のマゼールへの評価はあまり高くなく、レコードアカデミー賞受賞はクリーヴランド管との2枚のみ。この「英雄の生涯」は2度目の受賞盤。 いやすんごい切れ味。月並みな表現だがカミソリのよ…

ラヴェル/ボレロ他/マゼール-NPO/1971.6

マゼールのボレロ初録音。不評だった「展覧会の絵(2度目)」と同じオーケストラで録音時期も近いが、こちらは好演。 以下、このCDのラインナップ。1. ボレロ 2. 逝ける王女のためのパヴァーヌ 3. 道化師の朝の歌 4. ラ・ヴァルス 5. 展覧会の絵(ムソルグ…

ムソルグスキー/ラヴェル編/展覧会の絵/マゼール-The Phil/1962.6

マゼール32歳の時のフィルハーモニア管弦楽団との初録音。若い頃のマゼールの特色がよく表れた歯切れのよい演奏。 1971年のニュー・フィルハーモニア盤との違いはというと、ディティールの差異に気付けるほど聴き込んでいないこともあって、よくわからない。…

ムソルグスキー/ラヴェル編/展覧会の絵/マゼール-NPO/1971.10

マゼール2度目の録音。しかも初回はフィルハーモニアとだから同一オーケストラと言っていい(のか?)。1978年にはクリーヴランド管と3度目の録音をしている(未聴)。 マゼールらしからぬ大人しい演奏で印象が薄い。評価も高くはないようだ。私も初回録音…

リムスキー=コルサコフ/シェエラザード/マゼール-CLO/1977.10

ベルリンフィル盤の8年前に録音されたクリーヴランド管弦楽団盤。 このCDを買った日のことはよく憶えている。自動車学校での実技試験で補助ブレーキを踏まれながら合格という偉業をなし遂げた帰りに横浜のCD店で見付けて買った。 「展覧会の絵(こちらは…

ラフマニノフ/ヴォカリーズ/マゼール-BPO/1983.3

「シェエラザード」とのカップリング。 「ヴォカリーズ」は独唱曲集「14の歌曲」の最終曲。また、「ヴォカリーズ」とは歌詞を伴わずに母音のみによって歌う歌唱法とのこと。テストに出ます。 このアルバムに収録されているのは管弦楽編曲版。リムスキー=コル…

リムスキー=コルサコフ/シェエラザード/マゼール-BPO/1985.2

さほど評価の高い演奏ではないけど、密度の高い好演なのではないかな。これも一時期のベルリンフィルのぼてっとした響き(録音の関係で?)が良い方向に作用しているように思う。 手許にあるのはグラモフォンCDベスト100というシリーズ(1989年発売)。ライ…